原則として5cm以上の卵巣腫瘍は、手術の適応となります。 どんなに大きな腫瘍であっても、良性の卵巣腫瘍であれば腹腔鏡手術が可能です。手術前の検査(超音波検査、MRI、血液腫瘍マーカー)により良悪性の可能性を診断しますが、100%確実ではありません。
卵巣チョコレート嚢胞や皮様嚢腫の袋を正常な卵巣から剥離して、正常部分のみを残して、卵巣機能を温存する手術です。
【1】右卵巣が7cmに腫大
【2】卵巣周囲癒着を剥離
【3】嚢腫壁を摘出
【4】卵巣被膜を形成