順天堂大学医学部附属 順天堂医院−婦人科内視鏡チーム−
Google  
トピックス内視鏡について治療できる疾患内視鏡手術の成績パンフレット一覧受診方法外来診療連携医サイトマップ
Contents Menu
満足度向上のために

クリニカルパスの改訂

初診患者様へのご案内

治療の選択肢について

合併症について

手術成績について

治療指針について

過去のトピックス
  vol.1
  vol.2

PDFファイルをご覧いただくには「Acrobat Reader」(無料)が必要です。 ダウンロード後、インストールしてからご覧ください。

pdfダウンロード
当科の内視鏡手術の理念

  2004年に順天堂大学産婦人科内視鏡グループが施行した内視鏡手術の件数は950件に達しました。当科における手術件数は右上がりの増加を示しておりますが、手術の増加がインフォームドコンセントや手術の質などの低下につながらぬよう、スタッフ一同診療の効率化に努めてきました。医療も他のサービス業と同様、スタッフの数がかわらず患者さまの数が増加すれば、スタッフの仕事量は増加し、患者さまの満足度は低下するはずです。私どもはこの悪循環を絶ち切るために、2000年からクリニカルパスを導入して、診療の効率化を図ってまいりました。クリニカルパスとは、狭い意味では入院生活のスケジュールを示す言葉ですが、われわれは外来診療、週間手術件数なども予定したスケジュールに基づいて行い、クリニカルパスをすべての診療の基本に据えております。
 患者さまの満足度を調査するアンケートを行い、医師および看護師による解析を通して、患者さまの満足度をより向上させる最適な医療をご提供したいと考えております。
↑ TOPに戻る

  患者さまの満足度を評価するために外来診療、入院生活に関するアンケート調査を行いました。その結果を踏まえて、内視鏡グループの医師と外来および病棟看護師の間で何度もミーティングを行い下記にお示しするいくつかの改善を行いました。
1)入院クリニカルパスの改訂
  2000年のクリニカルパス作成時から、腹腔鏡手術(子宮摘出術を除く)の入院スケジュールは3泊4日(手術前日入院、術後2日目退院)としてまいりました。このスケジュールから外れる患者さまは2002年にはわずか8%で、9割以上の患者さまがこのクリニカルパスに従って退院していました。しかし、入院期間に関するアンケートでは約4割の患者さまがもう一日の入院を希望され、看護師とのミーティングでも「術後2日目の退院はきつそう」との意見が出されました。
  “入院期間は短いほど良い”というこれまでの考え方を大きく変え、腹腔鏡手術後の入院期間はゆとりを持った4泊5日(手術前日入院、術後3日目退院)に変更いたしました。しかし、これまでの3泊4日の実績を活かすため、術後の回復が順調であれば術後2日目の退院も積極的に勧めております。
2)患者さまに対する説明の充実
  外来診療における患者さまへの説明を更に充実するために、医師と外来看護師が協力して“Q & A集”を作成しました。これは、患者さまから受ける頻度の高い質問とそれに対するわかりやすい解説をまとめたものです。術後回復に関する質問は、最も頻度の高い質問の1つでありながら、最も解答に苦慮するものでしたが、約200名の患者さまのアンケート結果から事実に基づいた客観的な説明ができるようなり、Q & A集にも掲載いたしました。
  2005年には、診療の待ち時間を利用し、外来における受診説明、入院や“Q & A集”に関する説明を行う看護師外来も導入する予定です。また、病棟でも看護師による退院指導を計画しております。
入院診療計画書 ↑ (PDF:79.2KB)
↑ TOPに戻る

  当科を受診される場合には、なるべく紹介状をお持ち下さい。紹介状を持参されると、初診時の特定療養費3150円が減免されます。
 遠方の患者さまであっても、なるべく少ない受診回数で手術が受けられるように配慮しております。
↑ TOPに戻る

  子宮内膜症や子宮筋腫などの罹患率の高い疾患では、薬物療法や子宮動脈塞栓術など腹腔鏡手術以外の治療法があります。当科では、これら腹腔鏡以外の治療の選択肢についても十分な説明を行っております。
↑ TOPに戻る

  腹腔鏡手術に限らず手術には必ず一定の割合で合併症が発生いたします。2004年に当科で行った内視鏡手術時に発生した合併症は8件で、開腹手術に移行したものは2例(0.2%)でした。

  合併症は全ての手術に均等に発生するのではなく、対象となる疾患ごとに発生率が異なります。卵巣や卵管などの付属器の手術では、開腹移行や術後出血に伴う輸血が主な合併症であり、頻度も非常にまれです。大きな子宮筋腫や多発性の子宮筋腫ではこれらのリスクがやや増加します。一方、手術が難しくなればなるほど合併症の発生率は増加します。腹腔鏡下子宮摘出術では尿管狭窄、子宮内膜症の最重症型であるダグラス窩深部内膜症や腸管内膜症では尿管損傷や直腸損傷などのリスクが高くなります。
↑ TOPに戻る

  疾患に伴うさまざまな症状を軽快させるために、リスクを侵して行うのが手術ですので、安心して手術を受けていただくためには、手術後の症状の改善度を示さなければいけません。当科では、これまで術後妊娠などの症状改善度や術後の疾患再発率などを検討しております。2005年よりこれらのデータについてもお示ししております。

  今回、新たに更新した手術成績は、子宮筋腫および子宮内膜症の術後妊娠率、子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞)の術後再発率に関するデータです。
↑ TOPに戻る

  内視鏡手術の適応は広く、婦人科良性疾患のほとんどが手術の対象になります。子宮筋腫や子宮内膜症は患者さまの数も多く、当科の内視鏡手術の約80%を占めております。これらの病気に関する基本的な知識や症状、当科における診断から治療までの流れについて内視鏡手術を中心にまとめたのが下記の2冊です。筋腫や内膜症が心配であったり、他の病院で診断されたりした時の参考にしてみてください。

  子宮内膜症のしくみと治療がよくわかる「子宮内膜症」
(主婦の友社:武内裕之監修)

最新治療と、自分に合った治療がわかる「子宮筋腫」
(主婦の友社:武内裕之)
  

順天堂大学医学部産婦人科
内視鏡チーム代表
武内裕之
↑ TOPに戻る

順天堂医院について